河童の証文石 (かっぱのしょうもんせき)

KAPPANOSHOMONSEKI

観光情報

壱岐西部・湯本伏見稲荷神社の境内にある石。言い伝えによれば昔この付近に河童(かっぱ)が住んでおり、村の食い物を食い荒らすなど悪さを働いていた。ある晩、篠崎という男が湯ノ本の新田を帰っていると、河童が三匹あらわれて「相撲を取ろう」と言ってくる。男は河童を懲らしめてやろうと考え相撲を取ることにした。河童は頭の上に皿があり水が溜まっていて、その水が無くなると力が出なくなることを知っていた男は、上手くお辞儀を誘い、河童の皿の水をすべてこぼすことに成功した。力の無くなった河童を相手に相撲で打ち負かした男は、河童の腕をもぎ取り家に帰った。すると腕を返してほしいと、河童たちが懇願するので、今後湯ノ本湾で人に悪さをしないことを条件に腕を返した。その時に証文として書かせた石が河童の証文石である。高さ1Mほどの長方形の自然石の面には爪跡とされる縦線がたくさん見られる。壱岐に限らず、河童に証文を書かせる話は全国各地に見られるが、壱岐には他にも河童伝説が多く残っている。


住所 壱岐市勝本町湯ノ本浦 湯ノ本稲荷神社内
アクセス ◆郷ノ浦港より/車で19分
◆芦辺港より /車で16分
◆印通寺港より/車で22分
◆壱岐空港より/車で23分


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